看護部 認定看護師

みなさんは認定看護師をご存じですか?(日本看護協会の認定看護師のページへ

 

認定看護師(CN:Certified Nurse)とは、日本看護協会の認定看護師認定審査に合格し、
ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することを認められた看護師の事です。
水準の高い看護実践を通して看護師に対する指導や相談活動を行います。

認定看護師は以下の3つの役割を担うとされています。
1. 実 践 : 個人・家族・集団に対し、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践
2. 指 導 : 看護職に対し看護実践を通して指導
3. 相 談 : 看護職に対するコンサルテーション

現在、当院で活躍中の認定看護師をご紹介します。

 


「感染管理 認定看護師 手術室中央材料課 亀山 敏」

感染管理認定看護師の亀山 敏です。

平成23年度に看護部方針のひとつとして認定看護師の養成が掲げられ、病院の全面的なバックアップをいただき、感染管理認定看護師を取得することができました。

認定看護師教育課程研修中は、病棟スタッフをはじめとする多くの皆さんのご協力とご支援を頂き本当に感謝しています。お陰様でなんとか取得することができました。

現在は、認定看護師教育課程での学びを活かし、感染対策の重要性を職員一人一人が理解し、病院組織全体でさらに感染対策に取り組むことができるよう、微力ながら活動しています。

感染管理認定看護師の役割は、すべての患者さん、来院者、職員を感染症から予防すること。守ることです。そのために効果的な予防および管理を院内全体で実践することにあります。 現在は、兼任で感染管理活動を行っていますが、今後も専門性を深め、安全で質の高い医療を患者さんに提供できるように努力していきたいと思っています。

 


「がん化学療法看護 特定認定看護師 4階病棟 目黒 恵弥」

近年、免疫チェックポイント阻害薬などの登場により、これまでの特異的な治療法だけではなく、横断的に薬剤が使われるようになってきました。がん化学療法を受ける患者さんが自分らしい生活を大切にしながら治療を決定し、「安全・安楽・確実」に治療を継続できるようにサポートしています。 そして、 副作用などに対応するためのセルフケア支援やがん化学療法についての情報提供を行っています。また、令和4年に特定行為研修を修了しました。診療の補助として、医学的視点からも患者さんの状態を判断し、タイムリーな対応が可能になります。患者さん、患者さんを支えるご家族に寄り添い、一緒に考えていきたいと思っております。

 


「皮膚・排泄ケア 認定看護師 3階西病棟 森田 早苗」

2019年、周囲の多くの皆様のご支援、ご協力のおかげで、資格を取得することが出来ました。

皮膚・排泄ケア認定看護師は、褥瘡(床ずれ)、人工肛門、排尿、排便に関連したお悩みを抱える患者さんとそのご家族を支援する看護師です。

現在、院内では、毎週褥瘡回診、排泄回診を行っています。

回診では医師、病棟看護師、リハビリスタッフ、薬剤師、栄養士と共にチームで患者さんをサポートしています。

また、外来では、人工肛門に関することや化学療法による皮膚障害のスキンケアを患者さんと一緒に考えています。

まだまだ微力ですが、認定校在学中に学んだ事を生かし患者さん、ご家族の方のお力になりたいと考えています。

皮膚、排泄に関わること、お悩みのことがありましたら、ご相談頂けたらと思います。多職種チーム一丸となって、患者さんが笑顔で毎日を過ごせるようサポートします。

よろしくお願いいたします。