地域医療支援病院とは


 

患者に身近な地域で医療が提供されることが望ましいという観点から、紹介患者に対する医療提供、 医療機器等の共同利用の実施等を行い、かかりつけ医等への支援を通じて地域医療の確保を図る 病院として、平成9年の医療法改正において創設(都道府県知事が個別に承認)。

 

主な機能

  • 紹介患者に対する医療の提供(かかりつけ医等への患者の逆紹介も含む)
  • 医療機器の共同利用の実施
  • 救急医療の提供
  • 地域の医療従事者に対する研修の実施

 

承認要件

  • 開設主体:原則として国、都道府県、市町村、社会医療法人、医療法人等
  • 紹介患者中心の医療を提供していること

1 紹介率80%を上回っていること

2 紹介率が65%を超え、かつ、逆紹介率が40%を超えること

3 紹介率が50%を超え、かつ、逆紹介率が70%を超えること

  • 救急医療を提供する能力を有すること
  • 建物、設備、機器等を地域の医師等が利用できる体制を確保していること
  • 地域医療従事者に対する研修を行っていること
  • 原則として200床以上の病床、及び地域医療支援病院としてふさわしい施設を有すること 等