20周年記念ご挨拶 | 平成17年11月5日 | |
病院長 本原敏司 | ||
本日は病院開設20周年記念式典に多数のご出席を賜り心から感謝申し上げます。
医師会病院の設立目的やその歩みについては先に、医師会長と名誉院長が述べられた通りでございますが、現在、紹介型・急性期対応の地域医療支援病院として、内科系5科に加えて外科・麻酔科・放射線科・健診科の合計9科の診療科で運営されております。医師19名、看護師130名、病床数240で平均在院日数約21日、紹介率90%でございます。また、CT・MRI検査は年間それぞれ4〜5,000例ありますが、そのうち30〜40%が会員先生からの依頼、共同利用となっております。消化器内視鏡も4,000例のうちおよそ15%が外部からの依頼であります。逆風の益々強まる医療情勢下ではありますが、おかげ様で財務的にも比較的順調に運営しております。 私が赴任したのは、昨年4月で、2度目の勤務ですが、幸いにもこれまでのところ病院存続の根幹に関わる問題にはぶつかることなく過ぎておりますし、副院長以下、医局、看護部などとも意思の疎通は良好にやらせてもらっております。 来てからわずかの期間ではありますが、医療機能評価受審をにらんで院内全面禁煙化や外来化学療法室の設置、セカンドオピニオン外来の開始、治験審査委員会の設立などに取り組ませて頂きました。当然のことながら病院を取り巻く難問は山積みでございまして、今後当面の計画と致しまして、旧浄化槽を中心とした改修工事の中で亜急性期病室の導入とそれによる在院日数の短縮、心疾患や術後早期も含めたリハビリ部門の開設、内視鏡室の拡充、外来診察室の個室化、マンモグラフィーの導入などを考えております。もちろんこれらにからんで医療機能評価受審に向けての準備も進めており、来年秋頃には受審予定としております。 しかし、また、医療の遂行に当たってその中心の任にあるのは、何と言っても医師であります。新臨床研修制度が発足して以来、地域医療現場における医師確保の困難性が大きな問題となっておりますが、医師派遣先の各教室との密接な連携体制を築き、出来得れば診療能力、人柄共に申し分のない先生に来て頂けるよう「医師に選ばれる病院づくり」も最重要事項の1つと考えております。 最後になりますが、「安全で良質な医療を温かい心で提供して患者さんに選ばれる病院となる」を合言葉に、そしてまた会員先生からの依頼患者受入れの敷居も出来るだけ低くして、病診連携が更に強化されるよう職員一丸となって努力していく所存でございます。 更なるご指導、御鞭撻を何卒宜しくお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。 | ||