新春のご挨拶 | 平成17年 元旦 | |
病院長 本原敏司 | ||
明けましておめでとうございます。昨年中は公私共に大変お世話になりました。本年も宜しくお願い申しあげます。昨年は色々大きな話題が多くありました。今も続くイラク紛争と治安悪化、北朝鮮拉致問題、地震・台風災害、道警不正経理など、一方医療情勢は診療報酬改定、小泉首相による混合診療解禁問題等々激動の年でした。私も昨年4月に病院長として赴任してから、管理職ならびに現役として慌しく、あっという間に月日が流れ、年が変わってしまった感が致します。 病院存立の根幹に関する問題に取り組んでいないことは幸いなのですが、対応を誤ればとんでもない方向へ発展するやもしれぬ事項への対応は複数ありました。お蔭様で病院全体では前年とほぼ同数の患者数を維持し、私の足元の外科の患者数・手術件数は改善がみられ、ひとえに安定したご紹介を頂いた賜物と感謝申しあげる次第です。 本年は医師会病院の開設20周年を迎える節目の年となります。経営的には先生方のご協力と職員の努力により、順調に推移しております。しかし、国の複合的手法によりデフレ社会に突入した感のある医療界で、当院も厳しい経営を余儀なくされております。 まさに「良質な医療を、効率的に、且つ暖かい心で提供する」との大前提を着実に実行しているのかが問われる正念場を迎えつつあると認識し、気持ちを引き締めているところです。 昨年はRIの更新等がありましたが、今後も大型医療機器の更新あるいは施設整備等の大きな投資が必要な時期がまいります。そのためにも更なる財務体質の強化、経営の安定化を計りながら、将来に向けての体制作りをして行きたいと思います。 昨年は院内の一部IT関係の整備や敷地内全面禁煙の実施(16年10月1日実施)、治験体制の確立、外来化学療法加算の算定などを行いました。今年は18年度医療改正へ向けての体制整備として @病院機能評価の受審 A外来の個室化 BIT化の推進 ・・・を収入の状況をにらみながら進めて行きたいと考えており、また C現状よりも拡充・強化の可能性のある診療科での医師増員交渉 D医師、看護師一体となっての病床利用率の向上とクリティカルパスによる在院日数の短縮 E改めて「説明と同意」・「カルテの詳細な記載」の徹底 ・・・などを行動目標として掲げるつもりです。 そして患者数・単価のアップによる収入増は決して簡単なことではなく、物品の把握、変動費の管理などによるコスト削減にも力を注ぐつもりであります。 本年も先生方から尚一層のご支持をいただき、「大切な人を紹介することのできる」医師会病院となれるよう新たな気持ちで職員一丸となって努力を重ねていく所存ですので更なるご指導、ご鞭撻の程宜しくお願い申しあげます。 | ||