胃ろう(PEG)とは・・・ おなかに小さな口、第二の口

PEGは、内視鏡(胃カメラ)を使って「おなかに小さな口」
をつくる手術です。つくられたおなかの口を「胃ろう」とい
い取り付けられた器具を「胃ろうカテーテル」といいます。
(カテーテル⇒管・チューブのこと)
どうして胃ろうをつくるのでしょうか?

栄養を十分に補給するためです。
・飲み込みがうまくいかず、身体が弱ってしまう
・食べるとむせて肺炎を繰り返してしまう 。
・鼻からの栄養管理や点滴管理では、施設や
 家ではできない
どのような手術なのですか?

おなかに局所麻酔の注射をしてから、カテーテルの出口をつくるため管をいれます。
胃カメラをのんでもらいおなかの外にカテーテルが出たら終わりです。手術時間は
15〜20分程度です。
完全に胃ろうが使えて退院できるには、約1週間位かかります。
手術後は多少痛みますが、軽い痛み止めでおさまりますし徐々に痛みも無くなります。


ところでPEGとは何の略なのですか??
「胃ろう」の事を通称「PEG」と言っていますが、正確に言うと Percutaneous(経皮的) Endoscopic(内視鏡的) Gastrostomy(胃ろう造設術), つまり「経皮内視鏡的胃ろう造設術」という手術の方法を表す言葉の略語です。
 以前は内視鏡を用いずに開腹手術で行われていましたが、最近はこのように内視鏡を使って短時間に、体の負担も少なく行われるようになりました。


胃ろうを入れた後の生活はどうなりますか?

Q1 一生そのままですか?

口から十分に栄養が取れるようになれば、PEGはいらなくなるので抜くことができます。
抜いた後の穴も1日程度でふさがり、傷も目立たなくなります。


Q2 ごはんは?

無理して食べなくてもよいのですが、PEGを造ってもむせが無ければ食べることに何の
支障もありません。食べたものがおなかから出てくる心配もありません。


Q3 お風呂は?

全く支障なく、すすんで入浴して清潔にして下さい。何も貼らずに
そのまま湯舟に入っても大丈夫です。PEGの周りを良く洗って
きれいにして下さい。消毒も不要です。


Q4 リハビリは?

支障はないので歩ける方は歩きましょう。車椅子も大丈夫です。

Q5 交換は必要ですか?

必要です。カテーテルの種類により約3ヶ月から半年に1回定期的に交換を行います。
カテーテルにより在宅又は外来でも交換でき、交換後からはいつもの生活ができます。


Q6 栄養剤を自宅でやるのは難しいのですか?

薬と同じ扱いなので病院又は調剤薬局から受け取って下さい。自宅でも簡単にできます。
1回の栄養時間は200ccあたり1時間程度を目安にします。



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